展示会ブースの設営準備
展示会ブースを運営するためには、設営準備もきちんと行わなければなりません。
まずは目標を定めておくことは重要になります。
これは、展示会ブース運営を成功させるモチベーションを高める要素となります。
何か指標を決めておかないと成功したのかしていないのかあいまいになりますので、決めておくべきです。
出展する目的は営業効果を上げることに他なりませんから、具体的に数字で定めるのがベストでしょう。
例えば訪問者数や顧客獲得数といった数字がその候補になります。
設営に関しては業者がやってくれますので、その辺は準備段階で考える必要はあまりありません。
ただし、運営は自分たちで行うわけなので、人員の配置や担当する業務などは決めておきます。
当日になって効率的に動けなければ意味がありませんので、入念に計画を立てておく必要があります。
また、リハーサルをするなどして当日の動きは確認しておくと、その日になって慌ててしまうことがなくなりますのでやっておくべきです。
展示会ブースを設営する流れでポイントなること
展示会ブースというのは、来場者が出展をしている企業の力量を推し量るためにあるショールームと言えるので、会社などの好意的なイメージを持ってもらうことを前提にブースづくりを考える必要があります。
決して派手な演出は必要ありませんが、来場者にマイナスのイメージを持たれないように設営するのがポイントです。
具体的には展示会ブースでは、来場者の目を引くことと足を止めてもらう仕掛けが必要になり、来場者の足をブースの前で止めるには、主に視覚や聴覚に訴えるアイキャッチが必要になります。
来場者の足を止めることができても、中に入りづらいブースでは効果が半減になります。
小さな規模よりは大きな規模、閉鎖的よりはオープンな方が活気がでます。
出展する製品にもよりますが、可能であれば製品の実演など動きがあればいいですし、それが無理なら映像でアピールするのも効果的です。
このようなことを基本に、出展の目標やコンセプトをしっかり設計して、一連の流れを仕掛けていけば立派な展示会ブースになると思います。